ABOUT
日本の伝統的な表現手法である「紋」をテクノロジーでアップデートする、インスタレーション作品。紋章上繪師の波戸場承龍・耀次親子のデザインする「麒麟曼荼羅」をはじめとした様々な紋が描き出される過程を、アートチーム・MESが手がけるレーザーとプロジェクションで演出し、紋の新たな魅力を引き出します。
波戸場承龍・耀次
日本に古くから伝わる「家紋」を着物に手で描く職人「紋章上繪師」として、親子代々その技術を受け継いでいる。2010年、工房「誂処 京源」を立ち上げ、家紋をデジタルの世界で表現する手法を開始。これにより表現の幅が広がり「デザインとしての家紋」をコンセプトにした新しいサービスを生み出した。古来の紋章上繪師の描き方やデザイン手法を用い、日本人の持つ繊細な表現技法と大胆な構図、引き算の美学を追求している。様々な業種の作り手やブランドとのコラボレーション、アート作品を通して、家紋を現代のライフスタイルと調和するデザインへと昇華させている。
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MES
MESは、2015年に結成された日本のアーティストチーム。代名詞はオリジナルの〈レーザー・アニメーション〉と〈ライブ・テーピング〉。谷川果菜絵(KANAE)と新井健(TAKERU)を中心に、東京芸術大学在学中、演劇やビックバンド、アンダーグラウンドカルチャーに影響を受け結成、時代を切り拓く新しい芸術作品・様式を模索する形で展覧会/パフォーマンス/演出活動を国内外へ展開している。
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和田 教寧
データ × テクノロジー × デザインをかけ合わせて、多くの人に愛されるコンテンツやサービスを生み出すことを目標とするクリエイティブチーム、Basculeのソフトウェアエンジニア。TV、ラジオ、SNS、インターネット配信、イベント会場スクリーン、店舗サイネージ、ロボットなど、様々なメディア・媒体を活用したインタラクティブコンテンツの制作に多数携わり、新しい体験価値の増幅・拡張を実装した実績を持つ。「紋照 -mon terrace-」では紋とレーザーのコラボレーションを演出する総合ディレクターを担当。
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MAP
INFORMATION
開催期間
10月22日(火)~10月31日(木) 17:00 – 21:00
開催場所
COREDO室町テラス大屋根広場
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団、名橋「日本橋」保存会、(一社)日本橋室町エリアマネジメント、日本橋文化交流フェスティバル実行委員会
共催
nihonbashi β project
後援
中央区、中央区観光協会
入場料
無料